気象データの比較
このページでは、クワ避暑倶楽部のロケーションがどれほど快適かを具体的に示している気象データを公開します。
まずは東京都心部と菅平気象台の過去30年の平均値を比較します。(菅平高原は、クワ避暑のある峰の原高原と隣接しています。標高は峰の原のほうが少し高いので、1〜2度気温が低いと思います)赤青で示した数字が特に重要な数値です。
東京(東京都) |
緯度:北緯35度41.4分/経度:東経139度45.6分 |
気象台・測候所 平年値(月・年) |
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菅平(長野県) |
緯度:北緯36度31.9分/経度:東経138度19.4分 |
アメダス 平年値(月・年) |
このように平均値で比較してみると、菅平のほうが7〜8度気温が低いようですね。平均気温で見ると、東京もそれほど暑くないような気がします。むしろ菅平が寒すぎる気もします。それに最高で30度ぐらいならクワガタも生きていけそうな気がしますよね?しかし、最高気温の平均=最高気温ではないという点が重要です。
それではより詳しく、1日ごとの平均・最高・最低気温をご覧ください。(データが多いので、リンクという形をとりました)
更に詳細な記録=2002年8月の菅平 VS 東京 VS 大阪 VS 名古屋
記録を見れば見るほど、都市部の酷暑を温度対策無しで乗り切ることが不可能であることがわかります。一方菅平ですが昨年の夏は、一瞬たりとも30度に達しませんでした。
家というのは通常外気温より室内温度のほうが高くなります。つまり蓄熱性があるわけです。さきほど菅平の気温が寒すぎるような気がすると書きましたが、実際には室内の最低気温は寒い日にさがっても18度くらいです。また、直射日光が当たらない部屋に保管するため、最高気温も外気温以上にあがることはありません。幼虫達は倉庫などではなく、人が住んでいる家に保管しています。当然喚起もしています。だからお預かりしているほとんどの期間、保管室の気温は20度〜23度くらいで安定しています。昨シーズン生存率が高かった理由がお分かりいただけたでしょうか?
クワ避暑倶楽部は良くも悪くもお天道様まかせです。自然に逆らわず、自然の恩恵を受けて育てる。皆様も是非お試しください。