注)このページは古いホームページに掲載していたものです。言わば『AKIRAの戯言』の前身にあたります。 下手な文章ですのでよっぽどひまな人だけ読んでください。
GSS Story
3月29日 木曜日 『第7話 九州』
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3月13日 火曜日 『第6話 こんどはロイヤルヒル』 |
3月4日 日曜日 『第5話 鰺ヶ沢遠征記』 今年も片道12時間かけていってきました鰺ヶ沢(青森)、何でそんな遠くへ行くかというとSAJの全日本があるからです。2003年のアジア選手権まで毎年鰺ヶ沢もうでは続きます。鰺ヶ沢はゆっくり時間をかけて観光がてら行けば楽しそうではあります。道中見所はたくさんあるし、子供の頃から東北は好きなので(親戚が秋田にいて楽しい思い出が多いから)ゆっくりならまた行きたい。だけどもう1ヶ月以上休みらしい休みが取れないこの時期に、"ゆっくり”なんて夢のまた夢である。それでも今年は帰りは海沿いを走っておいしくて安いイカの丸焼きを食べられたから良かった。うまかった。それから常日頃コミュニケーション不足を感じている選手達と運転中色々な話ができてたことが一番良かった。また来年も行ってもいいかなと思えてきた。 大会は国内最高峰のレースとなった。ナショナルチームやプロ戦上位選手でも予選落ちするレベルの高さ、それだけに各地区大会で活躍中のGSS選手といえども決勝に残ることはほとんどできなかったが、契約選手の飯田圭&蘭がそれぞれ優勝したことは本当に嬉しかった。特に圭はいつも一緒に練習しているだけに感慨もひとしおだった。それから、ナショナルチームのエースとして海外遠征が続き、GSSが何もしてあげていない蘭ちゃん本人から『優勝しました』と真っ先に電話報告してくれたことはなんだかコーチ冥利に尽きた。(ナショナルチームコーチだったとき担当していたので)。今回は長野県連として参加だが、大日方と小口選手が決勝に残ったことは良かった。 来年は参加資格をより厳しくし、全日本に出場するだけでもすごいと思われるような大会を目指していくそうです。一人でも多くの選手が参加資格をクリアできるように、そして今年以上に上位に入れるようにいまからがんばろう!! 今回の遠征に参加した選手は、今の自分に足りないこと、来年にむけてやるべきことを自覚したようです。そういうことができる選手はさらに強くなれると思います。毎年ポール練習の参加者数は地区予選が終わるとガクンと減ります。皆さん、これからの時期こそレベルアップの最大のチャンスですよ。 |
2月24日 日曜日 『第4話 解説者=松里 再び参上!』 今日は夕飯前にこれを書いてます。菅平から帰って来て“綿飴”しか食べてません。そろそろおなかが空く頃です!凶暴になる前に書き終えねばなりません。 と言うわけで行って来ましたNHK!長野から東京渋谷へ今回はさらに日焼けした顔面を引っさげて顔黒娘の生息地に乗り込んだわけです。いませんでした顔黒娘・・・どうやら絶滅寸前なのかもしれません。顔が黒いのは俺とニカウさんだけでした(ウソ)。 出演が決まるとこんな俺でも日焼けにだって気を使ってます。根性で焼いた結果があの黒さなのです。根性で焼いたと書くと、『そうか、松里はできるだけ黒くなりたかったんだな。』と思われるかもしれませんが違います!普段はパンダ焼けしている顔を、強い日差し・まばゆい銀世界=光の乱反射に耐え、雪目になりながら均一な日焼けにしていくのです。だから根性なのです。 ついでに髪の毛も伸びてしまったので、さわやかキャスター(=本人のかってな思い込み)になるために美容室へ行こうと思ったのですが、渋谷ぐらいになると美容室の開店時間が遅くて行けませんでした。このへんの美容室は11:00ぐらいにならないと営業開始しないことを初めて知りました。収録日の集合時間は10:30・・・間に合いません。かくしてきのこのような髪型のままTVに出演するという快挙を成し遂げてきました。ちなみに渋谷の美容室のカット料金は6.000円でした。きっとカリスマ美容師が切ってくれるのでしょう。 テレビ局の中では、ちょっとその辺じゃお目にかかれないような人類の美の結晶に遭遇します。手足ながぁ―、顔ちっちゃ―、目ぇおっきーです。(そりゃもうあの頭の中に入っている脳の大きさは正常なのだろうか?と考えてしまうほどです)そういう娘がエレベーターが開いて急に出てきたりするからハッとします。でもじっと見たりはしません。となりにディレクターもいるしあくまでポーカーフェースで通します。だけど女性は私たち男性が想像できないほど視野が広くてその上微妙な表情の変化を読み取る事にたけてるらしいからバレバレでしょうね。そういえばうちの奥さんといるときに女の子を見るとすぐバレるもん!男女の違いについて詳しく知りたい人は、『話しを聞かない男、地図が読めない女』というちょっと前にベストセラーになった本を読んでください。チーム員に勧められて読んだけどおもしろかったしこれからの人生の役に立ちそうですよ。 話しは前後しますが、収録前日にスタッフやアナウンサーと打合せがあります。そのあと食事に連れて行っていただきお酒を飲みながらいろいろ話すのですが、この番組の責任者の中山さんという方が実はスノーボード教室の滑走モデルを大日方が務めたときの担当者だったらしく、『大日方さんは職人気質ですよ!では転び方をデモンストレーションしてくださいと言ったら、大日方さんは『転び方にもいろいろあるけどどれにしますか?』なんて言うんですよ!』などという話しで盛り上がりました。本人を知っている人は納得のエピソードでしょう。 今回はビールをジョッキ1杯と日本酒2合ほどいただいたのですが、あとになってから、2杯目は『明日に備えてこのあと勉強したいので。』とか言って断ったほうが印象が良かったような気がしてきてちょっとブルーになりました。というのも解説者の選考基準は放送中の解説はもちろんだけど、普段の話し方、態度、服装、準備や努力など全てを見ているような気がします。ダメだと判断されれば次は無いわけです。だからちょっと失敗したかも知れないと思ったわけです。(酔いつぶれたり2日酔いになったわけではありません。実績も無いうちにそんな粗相をしたら本当に一発退場でしょうね)そういうプレッシャーを感じつつも無理に自分を作るのではなく、できるだけ自然体で自分のいいところが出せればいいなと思います。その上で日頃からできる努力はしていこうと思います。 収録はあらかじめ編集された映像を見ながら行います。部分的にリハーサルがあって、そのときにわからないことや不安があるときは、アナウンサーやディレクターに聞きます。それが終わるといよいよ本番です。本番は50分一気に収録します。問題が無ければONE TAKEで終了、すぐに試写を見て全員でチェックをします。多少かんだり、間違えてもO.K.です。そのほうが臨場感も出るから良いのです。台本はありません。だからアナウンサーに質問されたとき『そうですねぇ〜』と言っているあいだに答えを考えてます。スタジオのシーンでアップになったとき目がときどききょろきょろしていて、考えてるのバレバレです。 今回は日本人選手の映像もありましたが、皆さんどう思われましたか?たしかに優勝争いをしている選手の後いきなり見ると遅く見えますが、日本国内では紛れも無いトップ選手です。飯田選手などは国内のプロ戦でノーシードから2本ともラップを出し、2位の選手に3秒差をつけて優勝しプロ資格を手に入れたぐらい強い選手です。なかなかワールドカップでは上位に入れませんが僕は数年後に期待したいと思います。GSSの若手選手も負けないようにがんばってほしいし、早く世界の舞台に立てるように育てるのが仕事だと思ってます。テレビ局がゴールデンで放送したくなるような、そんなスノーボード界にしていきたいと思います。 もしこのページを読んだ方で放送をご覧になった方がいましたら、ぜひ感想をお聞かせください。掲示板の松里と言う名前の部分をクリックすると僕にメールを送れます。 *文中、俺・僕・私・自分はなど、一人称の表記が変化しますが、その時の気分で使い分けているのでご了承ください。 |
2月23日 金曜日 「第3話 久々の更新です!」
待ちわびた人!あきれ果てた人!元気でしたかぁ〜ッ!?2月22日22時のBS1はみましたかぁ〜〜〜ぁ・・・感想聞かせてください!! 大会バーンはGSSに直前キャンプをやらせてくれなかっただけあって、硬くしまり、よく整備されていた。どうやら3日前から閉鎖してバーンを作るというのは本当だったようだ。これならノーシードでも実力次第で上位に入れる。本当は2日前とか前日にキャンプをやりたかったけどこれなら納得、許そう!(えらそうですみません) |
2月11日 月曜日 「第2話 全日本地区予選はじまる!」
今日行われた中部大会の結果はどうなったかな?Y選手から連絡がないということはあまり良くなかったのか?大日方コーチ電話しろー!! |
2月9日 金曜日 「第一話 今日から常時接続」 僕の家のパソコンがインターネットへ今日から常時接続になった。ケーブル回線を利用しているのだが速くて快適だ!電話料金もかからないから落ち着いて見られるのも嬉しい。これならdmkの膨大なバックナンバーを読破できそうだ!インタビューとかおもしろいし読んでみたかったんだ。GSSのホームページも楽しみに見てもらえるようなページになるといいな。 ところで2月8日の夜10時からBS1で放送されたスノーボードワールドカップは見てもらえましたか?見た人がいたら感想を聞かせてください、僕が解説をやってます。でもさすがNHKはすごいね!まず建物が大きくて案内無しでは迷子になる。郵便局や銀行が中にあるし、『お母さんといっしょ』に出演してたのか子供がたくさんいる。入り口にはもちろんガードマンがいてIDカードを身に付けていないと入れない。あたりまえといえばあたりまえかもしれないけどしっかりしているよね。先シーズン開設をさせてもらったときはスキー場につくられたスタジオだったけど、今回は本物のスタジオで収録があって、あまりのモニターの多さにちょっとおのぼりさん気分だった。でもなんとか一回でオッケーがでて良かった。コンビを組んだ上野アナウンサーが解説者(私)が話しやすいように質問してくれたおかげです。 さて、いよいよ各地で地区予選が始まり、全日本に向けた熱い戦いが繰り広げられていますが、どうも今年は色々な意味で難しいセットが多いようです。GSSとしては、キャンプに参加してくれた、一人でも多くの選手に全日本出場権を獲得してもらいたいので、2月10・11・12日のGSSキャンプはずばり超難しいセットを張って練習します。本番で多少細かいセットでも大きく振ってあっても『なんだこの程度ならこの前の練習のほうが難しかったぜ』と思えるようにしておきましょう。 既に西日本東地区予選の結果が出ました。ユース&ジュニア部門はSL・GS男女とも優勝することができました。みんなおめでとう!!中部地区の皆さん健闘を祈ります。 ああ、明日から忙しいのにもうこんな時間だ。やばい!!おやすみなさい |