GSSの理念
もう10年以上前のことになりますが、私も一人のスノーボーダーとして、ニュージーランドやカナダでひたすら滑り込む日々を送っていました。スノーボードをはじめた当時、私はワーキングホリデーでカナダに滞在し、ウィスラーでスキーインストラクターをしていました。そうした恵まれた環境もあり、瞬く間にスノーボードのとりことなった
私は、ニュージーランドに行って夏も滑ることを決意、実行に移しました。はじめてのNZは、わからないことだらけでしたが、カナダで出会った友人の助けもあり、すばらしい2ヶ月間を過ごすことができました。はじめてのNZ滞在中、当時のトッププロを倒すため仲間と設立したチームが当社の前身であるTEAM ZEROです。翌年第1回目のNZキャンプ開催。漫画界のときわ荘ではありませんが、TEAM ZEROには現在活躍中のビックネームが多数所属していました。(ここで名前を列挙するわけにもいきませんので、興味がある方は直接聞いてくださいね)今年でそのNZキャンプは10周年を向かえます。

キャンプから多数のプロを輩出していく中、幸い私も望みがほぼかなって、ナショナルチームに選ばれ、W杯転戦・世界選手権出場を果たすことができました。唯一の心残りは、長野オリンピック最終候補まで残ったのに出場できなかったことです。いまだに男子アルペンは誰もオリンピック出場を果たしていません。『男子選手をオリンピックに送り出すこと』はGSSの目標のひとつです。

私は長野オリンピックのシーズンを最後に現役を引退しましたが、多少の英語力と、こうした経験を買われナショナルチームのコーチに抜擢されました。コーチとしては女子チームを担当し、当時まだ国内でも2線級の選手だった、長谷川美穂選手と飯田蘭選手を、世界で通用する選手に育て上げることができました。長谷川選手は世界選手権決勝進出、全日本選手権2連覇などの実績を残し昨年惜しまれながら引退しましたが、飯田選手はオリンピックにも出場、決勝進出を果たし、今期W杯で8位に入るなど、押しも押されもしない第1人者として活躍中です。

こうして積み上げた私の海外経験・選手経験・そしてコーチとして経験を次の世代に受け継ぎ、より良い練習環境を広く一般スノーボーダーにも提供すべく1998年6月に設立したのが、有限会社グローバル・スノーボード・サービスです。

GSSを設立して5年、残業に疲れ果てながら別の元気が沸いてきて毎週末滑りに来てくれる社会人の皆様、他にもやりたいことがあるだろうに夏休みのすべてを使ってNZキャンプにやってくる学生達、そしてフリーターとしてスノーボード中心の生活を送る選手達!みんなの熱意に支えられここまで来ることができました。私は彼らのことを、親しみと尊敬の念をこめて≪スノーボード馬鹿≫と呼びたいと思います。

自分が現役の頃は、なかなかゲート練習をすることができませんでした。私が現役の頃、『あればいいのになぁ』と思っていた練習環境や、海外での経験を皆さんに提供することがGSSの設立理念であり目的です。これからも、愛すべきスノーボード馬鹿達のために、馬鹿のはしくれである私もがんばりたいと思います。

HP全面リニューアルに寄せて 

2003年4月14日 GSS代表 松里 啓

 
 有限会社グローバル・スノーボード・サービス(GSS)

 所在地: 〒335−0022
埼玉県戸田市上戸田2−2−3
 電 話: (048)434―3535
 F A X: (048)434−3509
 設 立: 2002年1月25日
 資本金: 3,000,000円
 役 員: 代表 松里 啓
 事業内容: スノーボードスクールの運営/海外スノーボードキャンプの開催
スノーボード選手育成/スノーボードに関する一切の業務
 冬季連絡先: 2002年12月21日〜2003年3月31日
GSS峰の原スノーボードスクール
長野県須坂市峰の原町3153 峰の原スキー場内
電話 0268−74−2561(代表)