AKIRAの戯言

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GSS STORY 2001年11月

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12月28日
26日から待望のポール練習がはじまりました。しかし正直なところコンディションは良くないです。もっとも昨晩からポールバーンに降雪をしてくれているので、新年を迎える頃には良い状態になると思います。もうしばらくお待ちください。ポール練習風景は、撮れたて写真館にアップしました。

今日はスキー場関係者の懇談会がありました。GSSからは私と杉浦が参加、まじめな話し合いを想像していたのですが、親睦を深めるための自己紹介と宴会でした。おかげで峰の原ファミリーの一員になれた気が少しだけしました。
12月25日
3連休は3連休だというのに我がスクールは閑古鳥が鳴いていました。もともと私が天山に行く予定だったので、スペシャルキャンプを組んでいなかったし、まだゲートも張っていないので仕方ないかな?そしていよいよ明日からは年末年始キャンプが始まり、同時にゲート練習も始まります。予定種目はGSです。そうなると不思議なもので一般スクール(初心者等)も予約が入っていたりします。俄然やる気になってきました。

今シーズンは峰の原のPRにエリア一帯で取り組もうとしています。下界ではあたりまえのことですが、提案や約束がビジネス的にプラスであるかどうかで判断してもらえるので居心地がいいです。他のスキー場のほとんどは排他的なので、外部の人間が何を言っても何も変わらないし、お客さんを連れてきていながら感謝されるどころが『人のふんどしで相撲をとりやがって』ぐらいの雰囲気があります。だからなおさら今シーズンの峰の原はすばらしく、各スクールも旅館組合も、もちろんスキー場自身も力を合わせてがんばろうという雰囲気ができつつあるのだと思います。誰だって努力を認めてもらったほうがもっとがんばろうという気持ちになるよね!

バイタリティがすごい友人=U君が新宿アルタの1Fを借りて年末年始にスノーボードウエアなどを販売するイベントを実施します。それで通り沿いのスペースをPR用スペースとして貸し出すからスキー場のPRにどうですか?と電話してきたので、期間的に急すぎて難しいかな・・と思いながらスキー場の支配人に企画を紹介しました。そうしたら即決で2日間ブースを借りることを決めてくれました。29&30日か30&31日に出店する事になるそうです。新宿を歩く人々の99%は峰の原がどこにあるのか知らないと思いますが、これを機会に少しでも多くの人が遊びに来てくれると本当に嬉しいです。来てくれた人たちはみんな口をそろえて『思ったより良い』『結構楽しい』と言ってくれるし、実際コースバリエーションが豊富だし雪質も良好です。経営陣の努力でホスピタリティも向上しているし、『最高のB級スキー場を目指そう!!』を合言葉にみんながんばっています。SAJのスノーボード部長と峰の原スキー場の支配人=≪この人のためにがんばろう≫と思える人と仕事ができる自分は幸せだと思います。でも私自身はどう思われているんだろう?今年はスタッフも良くやってくれるからこちらは不満は無いけどスタッフはどう思っているのかなぁ?
12月22日
今日はスキー場のクリスマス懇談会にドラゴン改めタリバン竜太郎を連れて出席しました。須坂市や峰の原区の重鎮の皆さま、またテレビ局関係者などかなりのメンバーに囲まれ場違いでしたが、スノーボードウエアのまま開き直って人一倍ご馳走になってきました。普段飢えているだけに得に竜太郎はたくさん食べ、お土産までいただきすっかりご満悦です。その上かなり酔っ払い午後のレッスンも他のスタッフに代わってもらう体たらく!竜太郎・・・またやっちゃいました。でも心の広い松里校長は何も言わずに許してあげました。というより自分も酒臭かったから何も言えなかったという根も葉もない噂もあります。今回は天山キャンプが中止になってしまい残念でしたが、その代わりに峰の原の関係者の方々とまた親交を深められたので良かったと思います。社会に出て、人と人とのつながり≪人脈≫の大切さをすごく感じます。

その峰の原ですが、今年はかなり調子よく雪が降っています。これなら予定どおり26日からゲートを張れそうです。おかげで年末年始の特別キャンプのほうがそろそろ定員になりつつあるのでほっとしています。あとは気合を入れて、かつて無いほど最高のキャンプにするだけです。

ところで20日の放送はご覧になりましたか?ここでだいたいの流れを報告します。

まず打合せが18日の夕方にあります。ここでは実際にほぼ完成している映像を見ながら、意見交換をします。僕はくだらないギャグ等をのたまっているのですが、アナウンサーは映像にあわせて実況したり、メモをとったり準備に余念がありません。

収録は19日の午前中に行われます。集合時間が結構早く、前の日早く寝ないとボケ-としてしまいます。時間どおり全員そろい、あらかじめ制作してある映像を見ながらスタジオで収録しました。昨シーズンは50分間通しで収録しましたが、今回はオープニングと中に挟む≪ビックエア≫を先に収録しました。プロデューサーのこの決定が結果的に大当たり!私に修正のチャンスをもたらしました。具体的には、ビックエア放送中=3分間の間に、前半に収録した女子を振り返って反省し、後半の男子では立て直すことができました。(メンバーズBBSで誉めてくれたKAZUさん!男子から見たから上出来に思えたんですよ!)もしまたチャンスがあったら、今度は最初からバッチリやりたいと思います。

収録後問題が無いか全員でチャックします。50分番組ですからチェックにも最低50分はかかります。よほどのことが無い限り撮り直しはしないので、お昼頃には全て終了!プロデューサーからアドバイスしていただき解散となります。

毎回必ず出口まで見送ってくれます。途中芸能人っぽい人は見かけますが、超有名な人にはそうそう会えません。有名人を探してうろちょろしないように見送るのでしょうか?それとも礼を尽くしてくれているのでしょうか?たぶん両方かな??全ての出入り口にはガードマンがいて、入館者をチェックしています。基本的にIDか職員と一緒じゃないと入館できません。有名になっても顔パスはできないらしく、紅白に毎年出場している超有名演歌歌手が入り口で止められて、『俺が誰だかわからないのか!』と怒ったという伝説もあるそうです。
12月17日
今日はスクールスタッフの研修をしました。さすがに普段コンマ1秒を競っているだけあって、みんなあっという間に初心者や初級者用の滑り方を身につけてくれました。礼儀もなかなかわきまえており、年末年始を前に使える目処がついて何よりです。正直なところ、資格を持っていないスタッフがほとんどだし、当校自体も公認校ではありません。だけどスタッフのほとんどは全日本選手権に出場している現役選手です。自動車で言えば、F3クラスぐらいの現役レーサーが自動車教習所の教官を務めているようなもので、ある意味すごいスクールではないかと思います。そこでGSSでは教程本は参考にしつつもそれに縛られること無く独自の指導法を採用しました。(だって逆ひねり動作とか嫌いなんです)将来日本の指導教程を塗り替える!つもりはまったくありませんが、せっかくレーシングプログラムが元になっているスクールなので、基礎においても≪ナチュラルでスムーズな滑りかた≫を広めていきたいと思います。

スキー界を見ても明らかなように、速いすべりは強くて美しいすべりでもあるわけで、僕らがやらなくてもそのうちスノーボード教程やデモの選考基準は変わってくると思います。現役ナショナルチームの某選手が基礎に転向するという話も聞いていますし、圧倒的に滑走限界が高い某選手に基礎界はどんな点数をつけるのか楽しみです。

さて、私事ですが、明日からワールドカップ解説の収録や、天山キャンプのため出張に出ます。出先からでもできるだけBBSには書き込みますが、その他の更新はできないと思います。天山キャンプが雪不足で中止になる可能性もあるので何日になるかはわかりませんが、長くて1週間以内に復帰します。そのときはまたよろしくお願いします。

なお、GSS峰の原は私の留守中も通常どおり開校しております。
12月15日
ついに峰の原スキー場がオープンしました。朝スクールの受付場所に行くと机もいすもありません!?なんと外で行う予定であった神事が、雪のため室内に変更になり、GSSの受付場所を含むエリアが神聖なる場所に選ばれたためでした。ちょっとびっくりしましたが、昨シーズンまでゲレンデや駐車場で受け付けていたことを思えばなんてことはありません。無事受付を済ませ時間どおりレッスンを開始しました。それにしても居場所があるってすばらしいですね。受付はもちろん、ちょっとした打合せもできるし、用具もおいておくことができます。快適だからお客様と雑談する機会も自然と増えますね、楽しみです。

今日来てくれた、かえでのぬしさんをスキー場の坂本支配人に紹介し、無料休憩所についても提案しました。うまくいけば車中泊ボーダーにとって憩いの場を、峰の原も提供できるかもしれません。昼間の話ですが、観光協会も無料休憩所を設置して欲しいと要望しているので追い風が吹いてます。がんばります。


なにはともあれ大雪のおかげでスキー場もフリースタイラーにとってはほぼ全面オープン!心配していた『何だよ、雪無いじゃん!』という失望の声も聞かずにすみました。おかげで長野市への帰路は所々アイスで危険でしたが、予報どおり明日まで降り続いて一気に50cmぐらい積もって欲しいものです。

今日の様子は撮れたて写真館でご覧になれます。でもきがつけば室内の写真ばかりでした・・・
12月13日
今日はあいにくの空模様でしたが、前から行こう行こうと思っていた『アサマ2000』に行ってきました。前田校長&奥様と久々に再会し、良い知らせをいただきました。ついに!アサマ2000カップが信州シリーズに加わることが正式決定したのです!これをもってそれぞれ個性的な草レース4戦が揃い、魅力的なシリーズ戦が組めるたではないかと自負しています。賞品も各主催者のコネをフルに使って良いものを用意しようと思います。ああっ、なんだかHP上でも特集を組みたくなってきました。(しかし時間は微妙に足りません)そこでとりあえずこの場で4戦全てを紹介します。

       名称               開催場所             期日             特色
第1戦 ロシニョールカップ     一の瀬ファミリースキー場  2002年1月14日開催   団体戦リレー有り
第2戦 GSSカップ          峰の原高原スキー場     2002年1月20日開催   団体戦リレー有り
第3戦 アサマ2000カップ     アサマ2000スキー場    2002年3月2日開催    仮装で盛り上がる
最終戦 湯の丸スノーボード大会   湯の丸高原スキー場    2002年4月7日開催     スキー場最終日を飾る

以上の大会は、全て草レースです。どの連盟にも属さず縛られず自由なスタイルでスノーボードの楽しみを広げていきたいと思います。初心者からプロまですべてのスノーボーダーが分け隔てなく楽しめるシリーズにしたいなぁと、我がライバルにして盟友でもある佐々木耕司と今夜はなしたところです。前田校長パワーも仲間になったし本当に良い日でした。信州シリーズを楽しみにしていたください!
12月10日
昨日から中田兄妹が我が家に滞在中です。2人ともジュニアワールド日本代表になったほどの選手で、妹の亜矢ちゃんは今シーズンからプロとして活動します。コーチとしてはトリノオリンピック(2006年イタリア)に出してあげたいと思っています。

というわけで、選手を集めて今日は体力測定とミーティングをしました。自宅の隣が長野運動公園なのでこういうときは非常に便利です。トレーニングするには最高の環境に居ますが、なぜか私の体力は落ちる一方です。(やはり眺めているだけじゃ意味無しですね、代わりに息子は広い公園を走り回ってすくすくと成長しております。今日も体力測定を見ながら自力で腹筋10回やってました。子供にとっては何でも遊びなんですね)

話を戻します。体力測定は、今回で第4回になります。さすがに2年目後半を迎えた年間コース選手たちは体力レベルが上がってきました。現在海外に行っている年間選手たちの中にはナショナルチームの目標値をほぼ全種目クリアしている選手もいます。中田選手たちはこれから鍛える必要がありますが、現状を把握できたから今日は良しとしましょう!

スノーボード選手にハードなトレーニングはイメージ的に合いませんが、競技スポーツの選手として頂点を目指す以上、心技体それぞれ磨く必要があると思います。とはいえ強制してもまちがいなく失敗するので、いかに本人に必要性を感じさせ、自主的に取り組むよう意識改革をするかが成功へのポイントです。幸い良い手本となってくれる選手が数人出てきてくれたので、これからは環境を用意し、選手を見守っていれば良い方向に進みそうです。

わたしの技術指導以外も重視する指導方針に対しては、『スノーボーダーらしくない』などという批判もあるのですが、あくまでも頂点を目指そうという選手に限定した方針なのでこれからもこだわっていきたいと思います。
12月8日
またまた湯の丸へ行ってきました。リフトも3本営業開始、今日は混んでいましたが、それでも幅が広いし2コース開いているので講習しやすかったです。

ところで、新しく追加した『クリニック』見てもらえました?どうすればもっとうまくなれるか連続写真を見ながら意見を出し合うページです。すごくまじめな企画に聞こえますが、すでに出演者の身内の方々によりお笑い系に進みつつあります。まったく私の意図したとおりです。まじめで真剣な中に少し笑いがあるよりも、楽しくふざけあっているなかにときどき目からうろこが落ちるような発見があるほうが絶対面白いもんね!!知らない人もバシバシ書き込んでください。
12月6日
今日も湯の丸へ、本日の課題は左右のバランス!昨日のテーマ=前後のバランスの次に大事な基本です。バランスエクセサイズとして180cmのポールを使用〜両手で持って水平を保ちながら滑ってもらいました。結果は上々!!みんな昨日とは見違えるほど安定しています。

湯の丸高原ですが、明日から第3リフトも営業するそうです。GSSは鹿沢に行く予定ですが、『う〜ん、湯の丸もいいなぁ』とお悩み中です。

それにしても寝不足気味です。12月に入り忙しいです。朝からスキー場に行き、雪上講習を3時ごろ終了、ちょっと営業をしてから帰宅。9時ごろからパソコンに向かうのですが、ホームページを更新し、メールやBBSに返答しているとあっという間に深夜です。(今午前2時半)これではいつになったら新企画をアップできるのかわかりません。でももっとがんばっている選手もいます。その選手は深夜0時から朝9時までコンビニでバイトしてからGSSの練習に出てきます。今年は生後6ヶ月の子供もいるので平均2時間睡眠でがんばっています。今シーズンは念願のプロ資格を絶対に取らせてあげたいと思います。
12月4日
9:45am湯の丸高原スキー場駐車場到着!1.2.3.・・・5.6台目、ゲレンデにも数人の人影しか見えない、『やった、空いてる!』と朝から俄然やる気になってきました。早速ブーツを履いてゲレンデへの坂道を登ったらいきなり息が上がり日頃の運動不足を痛感・・・早くもテンション下がり目です。

選手たちと合流し、コーチング開始!今日のテーマはバランス、特に前後のバランスに磨きをかけました。簡単に言うと、『真中に乗って滑る』だけなのですが、刻々と変化し続ける斜度にマッチさせ続けることは容易ではありません。これを読んで『あれ、湯の丸ってそんなに斜度変化あったっけ?』と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。ご指摘のとおり斜度変化があるわけではなく、実はこういうことです。

仮に斜度が20度あるとして、あなたはそこですごい深回りターンをしています。ターンの切り替え時=フォールラインに対してボードが真横を向いた状態ではボードトップからテールへの傾斜は0度です。この状態からボードが下を向いていくに連れて傾斜が増し、ターン中ボードが真下を向いたとき、トップからテールへの傾斜は斜度と同じ20度になります。そしてターン後半にかけてはボードがふたたび横向きになるので今度は傾斜=斜度が減少するわけです。

小回りで約1秒、大回りで2〜3秒の間に相対的な斜度はこのようにめまぐるしく変化しています。その変化に乗り手(ライダー)の動きを完璧に調和させるための基礎練習を今日はしました。明日の練習テーマはサイドのバランスです
12月3日
1泊2日のキャンプが終了しました。会場の鹿沢ハイランドスキー場は、シーズン初めということもあり人が多く、けっして滑りやすいとはいえない状況でしたが、参加者の皆様には課題を明確につかんでいただけました。逆にホームページに関してはいろいろとアイディアをいただきました。日中雪上に出る関係で時間不足は否めませんが、近日中に反映させたいと思います。

14日まで続くプレシーズンキャンプは鹿沢ハイランドで開催予定でしたが、他の近隣スキー場への変更も考えております。候補地としては、湯の丸高原やアサマ2000を検討中です。掲示板に『シーズン初めスキー場情報』というツリーを立てました。前述の3エリアについては、私が集めた12月2日時点での情報をアップしました。長野に限らず日本全国のスキー場最新情報を皆様から集めております。実走レポートだとなおよいですね。

ワールドカップ遠征に行っているナショナルチームの飯田圭選手からときどきメールがきます。かなり調子が良いみたいで、練習ではトップクラスの選手とほぼ同等のタイムを出しているようです。今シーズンから就任した、クリストフコーチの指導があっているのでしょう。強くなって帰ってくることを楽しみにしています。GSSには1月中旬頃に合流予定です。
12月1日
今日からいよいよキャンプ開始です。今年はどんなシーズンになるのか、毎年この時期は期待と不安が交錯します。ホームページを開設して1ヶ月経ちました。11月は1日平均20人の方がアクセスしてくれました。ありがとうございます。今後、情報を一方的に発信するだけでなく、読者(HPの場合なんと呼ぶのでしょう?)参加型の楽しいページにしていきたいと思います。


 

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