AKIRAの戯言

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2月27日
天山に行ってきました。今回はパラレルGSをセット!毎度深夜の練習会です。人数も2日とも20人ぐらい集まってくれて、午前中のフリーランと合わせて約50名の参加者がありました。これなら来シーズンも呼んでくれそうです。いやほんと今回も前回並に少なかったら来シーズンはなくなってしまいかねないのでほっとしています。

多くの方が参加してくれるありがたみを感じました。ひるがえって峰の原にもたくさんの選手とお客様がいます。長い付き合いなのでついついいじめてしまう選手たちにも内心感謝しています。人間同士ですからうまく行くことも行かないこともありますが選手の夢がかなうこと、活躍することを期待し願っています。
3名の選手が繰り上がりで全日本への出場権を得ました。その一方で怪我で出場を断念した選手もいます。コーチになってから毎日が喜びと挫折/勝利と敗北の連続です。かなりめまぐるしく躁と鬱の間を行ったり来たりします。選手時代は自分ひとり分だけの結果を受け止めるだけだったけど、今は選手コースだけで20数名分の感情を共有しています。社会人の常連さんにも思い入れがあるから50人分は喜んだりがっくりしたりしているかな。それでも不思議と感情が麻痺したりしないですね。選手の成績に共に一喜一憂できなくなったらコーチを辞める時が来たということでしょうか!?


社会人ボーダーの皆様、ボチボチフリーランキャンプを企画します。来期に向けて滑りの改造をしましょう!
2月21日
すいませんずいぶんと間隔が空いてしまいましたね!この間風邪を引いたり関東大会に行ったり、いろいろと忙しく過ごしていました。関東大会でお会いした上島さんも『忙しくて倒れそう・・・』と言ってましたが、シーズン真っ盛りの今は本当に大変なんですよ。

それにしても蘭ちゃんは見事やってくれましたね!オリンピックの大舞台で普段以上の力を発揮するなんて、みんな狙ってるけどほとんどできないことです。勝負強いなあ!と感心しました。GSSの選手もあのくらい勝負強くなると良いのですが練習どおりにはなかなかいきません。でもそれがあたりまえなんですよ。蘭はほんとすごい選手です。

オリンピックとは比較できませんが、阿部選手が関東大会のGSを2連覇しました。9ヶ月の長男を抱いて表彰台にあがり、なかなかカッコよかった。そういえば親子で表彰台へ上がることを私も夢見ていたことを思い出しました。というわけで来年は私もシニアにエントリーしようかなぁ〜!5月で35歳になります。

平日は選手たちが激しく練習しています。今日も3人のナショナルチームを含む選手たちが、30度の急斜面でSLの練習をしました。地区戦では上位に入る彼らも、ナショチーに軽く3〜5秒ほど25秒くらいのコースで離されて、ある者はへこみ、ある者は挑戦心を掻き立てられています。完走もままならない選手もいますが力をつけるためにはもってこいの練習です。
土日は普通の難易度のセットなので初めてポールに入る方も安心して来てください。

ちょっと支離滅裂な文章ですが、毎度のことなので大目に見てください。このあと東京に移動して天山(佐賀県)へ行って来ます。だからちょっと急いでいるのです。とはいえこのコーナーを楽しみにしてくれている全国数人??の方をこれ以上待たせられません。それに天山が終わったらそのことを書きたいし、話題の鮮度も重要ですしね。
2月10日
風邪をひいてしまい数日前からのどが痛かったのですが、昨日帰宅して熱を測ったら38.6度・・・38度台だとまだまだ食欲もあるし微熱程度にしか感じない体質なんですが、寒波も来ているし、万一こじらせて人生初の入院でもしたら試合を控えた選手たちに迷惑をかけてしまうので今日はお休みをいただきました。

そこそこ元気とはいえ、さすがに夜更かしはできないので録画ですが、昼間オリンピックを見たりこうして仕事をしています。里谷選手はすごいですね。長野のときもメダル候補圏外から金メダル!今回は銅メダル、日本人としては個人種目史上初の2大会連続メダルだそうです。上村選手もいい滑りをしたと思います。少なくても2位のアメリカ人より良かったと思うのですが(僕の専門はスノーボードなのでこれはあくまで素人目で見てです)採点種目だから地元点が上積みされたのかなあと思います。意図的にというよりは大歓声等の雰囲気によって甘めの点数が出ることがないとはいえませんよね!?タイムもそこそこだったし、エアもダブル/ダブルだったのになんであんなにいい点だったのかな?むしろ同じアメリカの選手であとから滑った選手のほうが良かった気もします。優勝したノルウェーの選手は圧倒的で、文句無しの金メダルでした。採点競技はこの辺の不透明さがなぁ・・・

スキーイントラだった頃、資格検定で点数をつけられることに嫌気がさしてきたきたころスノーボードに出会い、その自由さに惹かれて深みにはまったたことを思い出します。自分は結構うまいかもと思い始めるぐらいの年月がすぎ、競技をはじめるとき迷わずレースを選んだ理由もタイムで勝ち負けがはっきりしているからです。とはいえHPも2回だけ出場したことがありますが、おまけでしたね、実力的にも。BXは怖さもあるけど自分をプッシュするために可能な限り参加しました。どこでも滑れる能力はどの種目を専門にしていても必要だと思います。練習では速いのに安定して上位に入れないアルペン選手の多くは、そういう対応力が足りないことが多いですね。
2月7日
今日はつくづく人の縁や人脈の大切さを感じました。というのも、峰の原高原スキー場の営業部長Sさんのご協力により、大会の冠スポンサーを獲得してきたからです。Sさんによる事前交渉でほとんどオッケーが出ていたので、私は挨拶に伺っただけで、通常GSSごとき零細組織が相手にしてもらえるはずもない一流企業がメインスポンサーになってくれたのです。

というわけで3月24日〜26日にイベントを開催します。
 
3月24日 コダックビックエアコンテスト
3月25日 JASパラレルGS団体戦 リレー方式
3月26日 BXを予定中
 
です。募集要項は近日中にアップします。航空券やデジカメが商品になる予定です。皆様のエントリーをお待ちしております。

尚、JAS長野支店様のご協力により、JSBA全日本選手権に遠征する際の航空券を、格安で購入できます。近々正式に発表しますが、特に5人以上の団体だと早割より格安になるようです。ショップやクラブチームの代表者の方是非ご利用ください!個人単位でもそれなりに割り引いてくれるそうです。全日本に参加される選手や応援団に教えてあげてください。詳細については数日中にこのHP上で発表します。それまでは、JAS様へのお問合せは絶対にご遠慮ください。
2月3日 節分
今日は節分です。我が家でも『鬼は外、福は内』とやりました。本当に鬼は近寄らず、福ばかり来ると嬉しいのですが、実際には人生山あり谷ありです。しかし今日に限って言えば福がやってきました。東海大会に出場していたGSSの選手コース所属選手3名全てがGS/SLいずれかの種目で全日本出場権を獲得したと言う吉報が届いたのです。西日本地区では明暗が分かれたので心配していたけど良かったです。残るは中部と関東!選手コースはもちろんですが、常連さんの多くが出場する地区なのでこのまま勢いに乗りたいものです。

さて、残念ながら予選落ちしてしまった人たち、気落ちするのはわかりますが今すぐ立ち上がり、来期に向けて前進してください。東京オリンピックのときサッカー日本代表は決勝トーナメントに初めて進出し、ついに負けたその日から雨の中次のオリンピックに向けて練習をはじめ、見事メキシコでは銅メダルを獲得しました。予選落ちの選手たち、悔しかったら練習して強くなってみせろよ!!
1月31日
いよいよ地区大会が各地で始まりました。一発勝負の地区予選は緊張します。自分が選手の時は緊張しませんでしたが、コーチは見守ることしかできないのでドキドキします。全日本選手権はチャレンジャーとして挑め、C級は何度もチャンスがある事に比べてB級はもっともプレッシャーがかかる大会です。

これまでのところ西日本西地区の一般女子SLとGSで中西祥子選手が優勝!中西珠子選手がGS2位になりました。ユースでは中西賢選手が両種目とも優勝しました。今日は西日本東地区のSLが開催され、佐脇豪太選手がジュニアで優勝!まずまずの好成績を上げています。


その一方で、予選敗退が決まった選手もいます。その中には全日本出場を目指して海外キャンプに参加しがんばってきた選手もいます。シーズン半ばで挫折し、目標喪失感を味わうでしょう。しかしそこで来期に向けて再スタートを切れるか、早くもオフシーズンモードに入ってしまうか・・・結局そういう違いが勝者と敗者を分けるのでしょう。

34年生きてきて、振り返れば人生勝ったり負けたりの繰り返しです。競技と違って明確に勝ち負けがあるわけじゃないけど自分の中で(自己評価として)勝った気分になったり敗北感を味わったりします。敗因のほとんどが自分自身にあることにも気がつきました。俺はこういう人間だから・・・と自分限界を決めてあきらめることは簡単ですが、何かに挑戦しつづけたいと思う今日この頃です。

今GSSでもっとも挑戦している選手=森本剛くん(以下GO)からのメールにはいつもエネルギーをもらいます。彼は単身ヨーロッパで武者修行をしています。正直なところ、プロ資格を取得してから行くことを勧めたのですが、チャレンジしたいという気持ちを力に変えてがんばっているGOからのメールを読んでいくうちに、行って良かったと思うようになりました。もしかしたら近い将来日本を代表する選手に成長して帰ってくるかもしれません。少なくても人間的に大きく成長してくるでしょう。そんな彼からのメールを抜粋して公開することに対する了解を本人からもらいましたので近日中にアップします。きっと皆さんもパワーをもらえるでしょう。

GOの最新メールから、一部紹介します。

俺はいつも心の葛藤を強いられた時、次の言葉を思い出し後者でありたいと思っています。

『古今東西、人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。』  本田 宗一郎


彼の奮闘振り、爆笑エピソード、そして一人の人間が成長していく過程を紹介できればと思います。


 

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